「シリコンバレーを見に行く」時はまずどこへいくか(1)歴史的名所
今、第三次シリコンバレーブームとも言われるようになってテクノロジーの企業を中心に景気が良いこともあり、日本からもシリコンバレーへの出張、視察ツアー、駐在、などがとても増えていて人気があるようです。その中でまず、シリコンバレーはどこへ見に行けばいいのかっていうのような質問もあります。
シリコンバレーは特にそういった見に行く場所があるわけではないのでここさえ行けばシリコンバレーが見える、と言うような場所があるわけではないけど、確かにとりあえずまず、雰囲気を見てみたいと言う、ニーズもあるかなと思います。そこで、そういった時にまず行けばいい所にはどういうところがあるのかというのを見てみました。
もちろんシリコンバレーでにどっぷりつかるとか肌で感じる、とか地元の企業とのコラボするためにはかなり腰を据えるつもりでネットワーキングや勉強会に出る必要があるのですけれどそれは別として今回は「初級編」のその(1)、歴史的名所をあげてみました。
HP (Hewlett-Packard) ガレージ
シリコンバレーのベンチャー企業は良く、「ガレージ(車庫)で始める」と言われますがその草分けともいえるシリコンバレー企業がHewlett-Packard(HP)。通称HPガレージと呼ばれ、シリコンバレーのちょうど真ん中辺にあるスタンフォード大学の近くにあります。共同創業者のDavid Packard氏がこの家に住み始めたのが1938年です。2007年に「シリコンバレイ誕生の地」と指定されました。中へは入れず、通りから見るだけ。中の写真などはこちらのHP Museumサイトで見られます。
場所: 367 Addison Ave, Palo Alto, CA 94301
スティーブ・ジョブスのガレージ
これもアップルが1976年に最初の小さいガレージで創業した場所。ジョブズが両親と住んでいた家でここでアップルの最初の50台のコンピューターが作られたとのことです。これも今や歴史的名所と言えるでしょう。スティーブ・ジョブズは非常にプライバシーを大事にしてあまりマスコミとか人が寄ってくるのを嫌ったので静かな住宅地の簡素な一軒家とのことです。
場所: 2066 Crist Dr, Los Altos, CA 94024
コンピュータヒストリーミュージアム
もう少し本気でシリコンバレーの歴史をしっかり勉強して見て帰りたいと言う向きにはMountain Viewのグーグル本社近くにあるComputer History Museumが是非おすすめです。私も1回行っただけなのですけれども、昔のトランジスタから始まってHPやIBM、アップコンピューターなどを経て先に至るまでのコンピューターの歴史が非常によく整理されていてざーっと歴史を見るにはうってつけ。また、コンピュータオタクさんにはよだれモノの展示も多いのでは無いかと思います。
場所: 1401 N Shoreline Blvd, Mountain View, CA 94043
その他の「名所」も集めた英文記事「シリコンバレーの16の名所」はこちらです。
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