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執筆者の写真Chako

人工知能 (AI) フィンテックのスタートアップが新規融資のローンを提供


先日のブログで書いた、「人工知能のフィンテックへの応用分野」で大一番に出てきたのが「貸付け・信用力の判断」でした。 特に、与信における「信用力審査」については、米国で暮らしたかた、米国の個人融資に詳しい方はご存じと思いますが米国では個人個人に与信の際の「信用力スコア」がついています。「FICOスコア」と呼ばれるものが筆頭ですが、これがあるおかげで一部のオンライン金融機関・クレジットカードなどでは数分で与信判断が出来る、と言う例もあります。 この「信用力スコア」には既に、個人の色々な金融履歴から取り込まれたデータが分析され、アルゴリズムによってスコア化されており、つまり既存のシステムでも既にビッグデータ・アルゴリズム化されている。なので、それをさらに高度にするため人工知能を使うとすれば、データの準備状態などから、一番とりつきやすい分野と言えるのでしょう。 特にこの分野のベンチャー金融会社が注目している一つのセグメントが、「既存の信用スコア」に乏しい層。大学を出たての若年層、これまでの手段で信用力を築きにくかった層(最近の移民なども含めて)は、金融取引データの年数が少ないため、既存の信用スコア方法では不利になり、これにより住宅ローン・車のローンなども取得しにくい、等の問題があります。 こちらの記事ではその解決に、ピアツーピア貸付や信用履歴に乏しい顧客の信用リスクレベル査定に人口知能を使用している主なスタートアップ数社のプロフィールを紹介しています。 CB Insightsによる「フィンテック・AI」の勢力地図はこちらです。


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著者について

 

 

在米30+年、サンフランシスコ近郊在住の金融戦略コンサルタント。主に日本の金融業向けに米国フィンテック事情・フィンテック・ベンチャーを参考とした金融イノベーション戦略、ベンチャー提携サポートを提供。

証券・銀行・投資業務・フィンテック・ベンチャー参加を経て独立。

東京外国語大学卒業、スタンフォード大学MBA。

 

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