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  • 執筆者の写真Chako

賃貸住宅家主向けの不動産テック


フィンテックの中でも不動産に関わるテクノロジーはいろいろなベンチャーも出てきて期待が大きい分野です。


この中で、賃貸アパートの不動産オーナー向けのアプリ及びサイトで、実際に使ったことがあって非常に使い勝手が良いと思われるものを今日からいくつかご紹介していきたいと思います。


まずは、単純ですが不動産アパートの賃貸関連のフォームをオンラインで提供しているEZ Landlord Forms。



これは特にものすごく高度なテクノロジーではなく、単にアパートを貸し出す際の、契約書を、オンラインで記入、完成した後PDF版で電子メールで送るかまたはプリントできるというもの。


これ自体は凄い技術でも何でもないのですけど、大きい不動産管理会社ならともかく、小規模の家主にとっては、この契約書その他フォームをちゃんと正しく作れるかどうかというのが、結構頭が痛いところだったりします。もちろん古くからは、フォームを買ってきてコピーして記入すると言うのもあるけれど、これが結構記入してコピーをとって手書きで情報をいうのがかなりめんどちぃのです。


それに米国では何事も法的契約になるとページが増える傾向があり、単純なアパートの賃貸でも必要な情報、どうやって安全に住むかなど全てを添付していると結構50ページ以上になったりします。しかも州によっていろいろな規制があって、例えば敷金を家賃の何カ月分以上とってはいけないとか、中小家主にとってはそれを調べるだけでも大変。


そういったこともオンラインで、フォームをタイプ記入しているとその都度アドバイスしてくれます(例:カリフォルニア州では上限がこれこれ、など)。もちろん管理の全部を委託してしまえば良いのですがそうすると結構管理費を高くとられる。そこを自分たちでやっていこうと言う家主にとっては、極めてコストパフォーマンスが良いサービスです。「お試し」には無料のフォームも幾つかあり、こちらはサンプルの、無料フォームの選択画面。




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著者について

 

 

在米30+年、サンフランシスコ近郊在住の金融戦略コンサルタント。主に日本の金融業向けに米国フィンテック事情・フィンテック・ベンチャーを参考とした金融イノベーション戦略、ベンチャー提携サポートを提供。

証券・銀行・投資業務・フィンテック・ベンチャー参加を経て独立。

東京外国語大学卒業、スタンフォード大学MBA。

 

ダイエットに苦戦中。

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