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  • 執筆者の写真Chako

【リモートワーク】リモートだからできる音声入力

【おすすめ変更】2020年6月12日


こちらの記事の音声入力法でおすすめしているSpeechyですが、最近音声入力が途中で止まったり、フリーズしたりということが何度かありました。こちらのスマホWiFiのつながり具合などもあるかも知れませんが一寸使いにくくなったので現在はおすすめ3パターンの一番目、「スマホから直接音声でGoogle Keepに入力」をもっぱら使用しています。



通常のオフィス勤務の環境では難しいけど、自宅でのリモートワークだとできる技の1つに、スマホやパソコンを使った音声入力があります。


オフィスですと、個室を持っている管理職等ならともかく周囲に同僚がいる場合、やはり周りに聞こえるというのが気になりますし、一般に音声で入力するのは難しいのではないかと思います。


でも、いくらパソコンの入力が早くても、音声でしゃべる方が3倍ぐらいは速いのが普通ではないでしょうか(これはもちろん、タッチタイピングの速さに寄りますが、日本語は普通、英字キーボードだと一字に2回キーボードを押さなければいけないので。)


もちろん音声だと聞き取りミス・変換ミスがあるので、後で直さなければいけないのですが、修正する時間を含めてもおそらく早い。


ただ、速さ以上の利点があります。


それは考えていることをそのまま吹き込めるので、考える速さとほぼ同速のリアルタイムで入力できることです。


パソコンにタイプしているとどうしても思考速度より遅いので、とくに変換ミスを直している間などに頭の中に入っていたアイディアがどこかに行ってしまう。その、「アイデアのロス」が音声入力では防げるのです。


検証:どの入力方法が良かったか


私はここ1年余り音声入力方法を色々試しているのですが、現時点で何が良かったかを紹介します。


前提としては、iPhoneに音声入力で日本語の文章を入れること。


(パソコンにそのまま音声入力も可能で、口の近くにマイクがあるヘッドフォンなどを使えばかなり正確です。ただ、書きたいときに必ずしもパソコンの前に座っていないことが多い、例えばキッチンなどで思いついて吹き込むことも多い。また、オフィスでもパソコンで英文の記事などを読みながら出たアイデアを日本語で書くことも多いので、私はスマホ入力をしています。)


そこでいくつかのツールですが、今までかなりいくつかを試し、特に最終的に残ったのは以下の3つ(コンビネーションも含め)。


  1. iPhoneに入れたGoogle Keepアプリにそのまま音声入力

  2. iPhoneに入れたEvernoteアプリにそのまま音声入力

  3. iPhoneアプリのSpeechyに音声入力、それをGoogle Keepに移す


結論から言うと、ある程度まとまった文章、例えばブログなどを書くときには3番目のSpeechyからGoogle Keepというパターン。


ちょっとした思いつきのアイディアだけを書き留めておきたい、という時は2番目の直接Google Keep、というところに今のところ落ち着いています。


各方式の長所・短所をいえば、


Google Keepに直接吹き込むのはとにかく早い。また、Googleの認識・変換能力はかなり高い。スマホで音声入力が終わって直後にアウトプットが既にウェブベースのKeepに入っているのでとにかく、フリクションがない。


Evernoteは入力した原稿をそのまま整理してEvernoteに残るため、無くしたくない、整理して取っておいてあとで取り出したい、などの情報には良いです。


逆にEvernoteの不便なところは、「タイトル」をつけなければいけないので「とにかく早く文章だけ吹き込みたい」時には不便。そのままだらーっと吹き込むと、「100字以上の長~~~~いタイトル」が残ってしまいます!


さて「本命」のSpeechyですが、まずアプリのサイトはこちら。






無料バージョン(Speechy Lite)もありますが、有料でも安い(約10ドル)ですので、「無料」を試したあと気に入ったらSpeechyの購入をおすすめします(私はLiteからアップグレードしようとしたら何故か、アップグレード分が消えました。直接有料版を買い直すことになりました。)音声入力の効率化ができれば1000円分ぐらい瞬く間に取り返せます。


さて、Speechyに切り替えた大きな理由は音声入力といっしょに、音声そのものの録音がそのまま残ることです。


音声入力に入れたテキストはGoogle Keepに落とすのですが、やはりどうしても誤認識・誤変換はあり、それをあとで修正するときに音声が同時に残っていると言うのはすごく助かります。Googleの音声認識・変換能力はかなり優秀なのですが、それでも誤認識・変換はかなり頻繁にあります。


その時に、入力した時間と、あとで修正する時間の間にかなり時間が経っていたり、あまりに変換が間違っていると、何を言おうとしていたか自分でも忘れてしまっていることがあるのです。


例えば私は朝早く家族が起きるまえに吹き込むことがありますが、後で朝食後、仕事始めに校正しようと思った時に、部分的にあまりにも間違っており自分でも何を言おうとしていたのかわからないことがあります。



↑ 例えばこの部分。あまりにもひどいので自分でも何を言おうとしたのか覚えていない


こういったときに音声が残っており、自分の吹き込んだ音声を聞きながら、修正すれば100%近く再現できるというわけです。


逆に欠点としては、特にWi-Fiの接続等が弱いと、スピーチが途中で止まってしまったりスキップしてしまったりと言うところはありますが。その場合も音声を聞き直せば大丈夫です。


以上、幾つかの音声入力の比較と、「今のお気に入り」メソッドでした。


こういった音声入力は、ライターの方などはもう既に使っている方が多いと思いますが、ビジネスマンで企画書や報告書などを頻繁に書くと言う方も、極めて有効ではないかと思います。


文章には大きく2種類あると思っており、


1)よく考えながら手短に要点をまとめて書くなど。これはパワポを使ってのプレゼンや報告などはそうですが、この場合多分少し時間をかけてもパソコンの前に座って考えながら入力していたほうが結果的には良いものができると思います。逆に、


2)頭の中にすでに言いたいことが入っており、それを一気に書きたい。例えばこの文章などは音声入力で書いていますが、こういった場合考えていたことを一気にざっと音声で書き出してしまい後で訂正すると言う方がよほど効率が良いかと思います。


コロナの影響でリモートワークの機会がある方はぜひ試してみてください。アフターコロナでも、仕事のやり方が少し変わるかもしれません。


ところで他に、またはもっと良い手段がある、という方は是非教えていただきたいのでご連絡ください!


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著者について

 

 

在米30+年、サンフランシスコ近郊在住の金融戦略コンサルタント。主に日本の金融業向けに米国フィンテック事情・フィンテック・ベンチャーを参考とした金融イノベーション戦略、ベンチャー提携サポートを提供。

証券・銀行・投資業務・フィンテック・ベンチャー参加を経て独立。

東京外国語大学卒業、スタンフォード大学MBA。

 

ダイエットに苦戦中。

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